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. 。-‐===‐- 。. / o o o o o o\ / o o >‐…‐< o o ヽ ___」o o/ \o o}___ { `Y /| ト、 Y´ } ヽ / | | ヽ / } i ∩\ |∩ i { , 八{ ∪ _\|∪o.} 八 } {__/{ oヽ. __ ノイ o }=イ \ o ≧=‐=≦ o __;/ / /\ \ / / 。ハ ヽ / / 。/ ‘, .. / / /{ ‘, ..___ __/ / / \ ‘, \ `>‐…‐-/ / /-‐''"´ \ , ∨ ⌒Y / | ', }>‐-=-‐ \ /ー―ヘ /⌒\ ハ / / }__」 \ / ', / -―…二ニ=-ー '′ └' ‘, \ ` ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 125スレ目(166日目)に登場。 三村かな子の手持ちである「ベベ」という種族のポケモン。 人間の言葉を話すことができる。 ポケモンハンターのバレンタイン兄弟に浚われそうになっていたところを、やる夫達によって未然に防がれた。
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概要 「ジーク……おいたは駄目」 二ザヴェッリル社所属の強化人間の少女。 黒嬢を扱う。ジークリートとは双子の姉に当たる。 実はマゾでレズ疑惑。強化人間手術の影響はあまり出ていないが、普段から物静かで我慢強い。 趣味はお菓子作りや裁縫。妹の行為に嫌々ながらも付き合うことが多いが……。 出身: 所属: 役職: 身長:cm 誕生:月日 年齢: 関連
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いじめてね
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黄金郷の姫君 佐渡島 シャルロッテ(さどがしま ‐) 北信越 キャラクター 新潟県 佐渡ヶ島 コスト:[北信越1] AP:1500 DP:1000 能力1 (LE):[ルール]デッキ構築時、デッキを70枚で構築する。 [ルール]ゲーム開始時、自分の手札を全て破棄できる。破棄した場合、6枚ドローする。 能力2 (CH)0:自分のデッキを10枚回復する。(ゲーム中1回まで) 「佐渡島の財力をもってすれば、その程度は容易くてよ」 収録エキスパンション:エピソード1 超日本始動編 カードナンバー:00055 レアリティ:RB illust.へんき Q A エラッタ コメント
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属性 樹属性 最大Lv 70 初期HP 3863 最大HP 6056 レアリティ ★5 タイプ ナイト 初期攻撃力 1069 最大攻撃力 1652 初期防御力 1051 最大防御力 1668 初期スピード 1289 最大スピード 2005 +HP上限 1820 最大HP上限 7876 +攻撃力上限 660 最大攻撃力上限 2312 +防御力上限 500 最大防御力上限 2168 +スピード上限 600 最大スピード上限 2605 リーダースキル シュダークの加護を受けよ 樹属性ユニットの攻撃力を30%アップ フォーススキル1 デスペネトレイト 樹属性のn%単体攻撃 Lv1 Lv2 Lv3 Lv4 Lv5 Lv6 Lv7 Lv8 Lv9 Lv10 210 - - - ディレイターン フォーススキル2 蝶のように 味方単体のスピードを(n%アップ Lv1 Lv2 Lv3 Lv4 Lv5 Lv6 Lv7 Lv8 Lv9 Lv10 進化前 [麗花の姫]シャルロッテ 56 - - - 通常進化 なし ディレイターン 幻獣契約 なし 特殊能力 なし 契約素材 備考 コメント 名前
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00131 HR 分隊支援火器射手 [梅雨]シャルロッテ・ムジーク CV 甘束まお 世界的にも有名な美少女ピアニスト。プライドが高いため、自分が失敗すると焦り出す。身長の低さを気にしており、子供扱いされることが死ぬほど嫌い。 誕生日:6月1日 身長:144cm BWH:69/51/72 血液型:AB 出身:オーストリア カード画像 限界突破カード画像 トップ画像 限界突破トップ画像 コミュニケーション画像 ストーリー1「あんたと雨宿りぃ!?」 ストーリー2「私はすごいのよ!!」 ストーリー3「くやしい!!」 ストーリー4「で、でも……!」
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窓際の少女シャルロッテ(マドギワのショウジョ~) p e 属性 水 コスト 11 ランク A 最終進化 S レベル HP 攻撃 合成exp 10 749 384 ? 50 944 484 ? 最大必要exp 19,564 No. 0579 シリーズ シャルロッテ Aスキル 隠された才能 HP30%以下で攻撃力アップ(?%) Sスキル 氷結の魔術 敵全体へ水属性の小ダメージ(25%/5turn) 売却価格 6,000 進化費用 110,000 進化元 - 進化先 抑制の少女シャルロッテ(A) 進化素材 ド1(A) タ1(C+) フ1(C+) ロ1(C+) 入手方法 クリスタルガチャ 備考 抑制の少女シャルロッテ(ヨクセイのショウジョ~) p e 属性 水 コスト 16 ランク A 最終進化 S レベル HP 攻撃 合成exp 1 557 356 ? 50 1,115 713 ? 最大必要exp 19,564 No. 0580 シリーズ シャルロッテ Aスキル 隠された才能 HP30%以下で攻撃力アップ(?%) Sスキル 凍結の魔術 敵全体へ水属性の中ダメージ(50%/6turn) 売却価格 7,300 進化費用 192,000 進化元 窓際の少女シャルロッテ(A) 進化先 犠牲の少女シャルロッテ(A+) 進化素材 ド2(A+) タ2(B+) フ2(B+) フ2(B+) フ2(B+) キ1(C+) ロ1(C+) - 入手方法 進化 備考 犠牲の少女シャルロッテ(ギセイのショウジョ~) p e 属性 水 コスト 22 ランク A+ 最終進化 S レベル HP 攻撃 合成exp 1 679 444 ? 60 1,358 889 ? 最大必要exp 35,620 No. 0581 シリーズ シャルロッテ Aスキル 隠された才能 HP30%以下で攻撃力アップ(?%) Sスキル 吹雪の魔術 敵全体へ水属性の大ダメージ(100%/7turn) 売却価格 15,500 進化費用 330,000 進化元 抑制の少女シャルロッテ(A) 進化先 紅令嬢シャルロッテ・ロマネ(最終進化S) 進化素材 ド3(S) ド3(S) タ3(A) タ3(A) ロ3(B+) キ3(A) ド2(A+) ド1(A) 入手方法 進化 備考 紅令嬢シャルロッテ・ロマネ(ベニレイジョウ~) p e 属性 水 コスト 31 ランク S 最終進化 S レベル HP 攻撃 合成exp 1 861 552 ? 70 1,722 1,105 ? 最大必要exp 63,204 No. 0582 シリーズ シャルロッテ Aスキル 目醒し真価 HP30%以下で攻撃力大アップ(200%) Sスキル 解き放たれし魔力 敵全体へ水属性の大ダメージ(150%/7turn) 売却価格 28,100 進化費用 - 進化元 犠牲の少女シャルロッテ(A+) 進化先 - 入手方法 進化、クリスタルガチャ 備考 名前 コメント
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カメロンとシャルロッテ 帝國SSなので、投げっぱなしでは話は固定されず、フォローアップの必要性もあった。 駆けるがごとく、空を往く。 その槍の機神から、マルクスはゆっくりと流れる海を見降ろしていた。 ゴーラの海は内海だ。けれど、こうして空駆けながら見おろす海は広い。 海原には点々と船があり、帆に風をはらんで往く。この海はゴーラの心の臓だった。ゴーラ湾こそが、ゴーラ帝国の心臓であり、ゴーラの海は血潮だった。 血潮が命の源であるように、ゴーラの海もまた、ゴーラ帝国の力の源だった。ゴーラの力を船にしてあつめ、そしてゴーラ湾の岸へと流し込む。 その力は大きく強く、帝國、あるいはかつての北方辺境をしても、拮抗するのがようやくであった。 ゴーラ湾の南には、未だ四つの王国が残り、海への道を阻んでいる。いや、四つのうちの一つ、オスミナはすでにゴーラの一国とは言えぬものとなっている。 いま、すでにそうだ。 オスミナはゴーラに背き、軍船を出す密約を帝國と結んでいる。 「・・・・・・」 ただその軍船がどの程度の力を持っているのか、確かめたわけではない。もちろん情報は持っていた。だが要るのは人づてのことではない。 マルクスは、そのオスミナの軍船を求めて高く、そしてゆっくりと飛ぶ。あるより早く飛ぶと、風はその質を変え、何事も叩き伏せる暴風となって広がる。その音は遠く十哩二十哩と響き渡ってしまう。しかしそうなったとしても槍の機神そのものは何の揺らぎも感じず飛び続ける。 そうなることを知ったのは、槍の機神に関わる文書を見てからだ。今のマルクスにできるのは、古代魔導帝國のその遺産を使う事だけだ。 そうして、あえてゆっくりと飛びながら、マルクスは一つの島を探していた。ゴーラ湾の東、フィンマルク湾と呼ばれる湾の、ややオスミナ側の小さな島だ。 それらしき島は、すぐに見つかったのだが、マルクスの見つけた島が、オスミナ側の思うその島なのかはわからない。ゴーラ湾の船乗りは、口伝と経験で航路を覚える。そもそもマルクスは口伝の航路を知らずまた、船乗りは空から島を探すことなど思いつきもしない。 それらしき島の周りに船がいる。いずれも帆をおろし、動いていない。 それがオスミナの船なのかどうかは、機神の双眸をこらして、見取るしかない。その帆柱にオスミナの旗が掲げられているかどうかを。 近くには、さらに二隻がある。聞いていない船だった。良くあることだが、その些細な違いが大きな間違いを呼ぶかもしれない。 「・・・・・・」 いや、二隻ではない。 二隻に見えたのは船体が二つあるからだ。だがその船体は橋のようなもので横につながれている。 双胴船というものだ。そういうものがあるのは知っていたが、見たことはなかった。 そして二つの船体を繋ぐ橋のようなものに、オスミナの旗印が横たえられ、掲げられている。 オスミナの船だと言いたいのだろう。 そして、さらに一人の姿がある。 マルクスの知っている姿だった。 「・・・・・・」 さらにその繋橋では、白く旗が振られている。意味ありげに振るその旗の言わんとすることも、マルクスには読めた。 「冗談じゃない」 マルクスは先の双胴船の上を通り過ぎ、その後に槍の機神の行き脚を殺ぐ。目指すのは初めに目指していた島だ。 島の方も、まあ控えめに言っても不毛な島だった。かつては木々もあったのだろうが、今にあるのはせいぜい茂みと言ったところだ。差し渡しでも三百呎かそこら、ほんとうにただの小島だ。 いまや足元に大きく見える裸島に向かって、マルクスは力を効かせる。効かせる、としか言いようもない。魔術の認識を強く働かせなければ、槍の機神は飛ぶこともできない。 そして効かせた力を支えにして、槍の機神は緩やかに身をひるがえす。船の姿を正面に見ながら両の脚を振りだし、降りてゆく。その脚によって直に裸島の、草を踏み、さらに片膝をつく。 息をついて、マルクスは仮面をはずし、甲蓋を開いて機神の胎内から抜け出す。さすがにフィンマルク湾は寒い。物入れから外套を引っ張りだし、さらに神具の槍を抜き出す。 機神の背を伝い降りたとき、船からも小舟がこちらに向かってきていた。 先の双胴船からだ。こちらに向かい来る小舟で、人影が動いている。動いているどころか、小舟の舳先で飛び跳ねている。そのたびに小舟も大きく揺れて、左右で漕ぐ櫂も揺れる。 「あいつかよ・・・・・・」 赤みがかった髪、いつも佩いている神具の二刀は、忘れようにも忘れられない。 「マルクスー!」 小舟はやがて島の浅瀬にのりあげ、漕ぎ手が水に降りるより早く、赤毛の姿は舳先を蹴って大きく飛ぶ。 「マルクスっ!」 しぶきを上げて浅瀬を駆けて、そのまま再び大きく飛ぶ。 「!」 両手を大きく広げて、飛んだ勢いのままに抱きついてくる。 「!」 勢いと、抱きつく力の二つで、マルクスの背を折りそうになる。 「・・・・・・シャルロッテっ!」 「ひさしぶりっ!元気だったっ!あれが新しい機神?!」 「でかい声で言うんじゃない」 体も声も圧されかかり、ようやくマルクスは言い返す。 「シャルロッテ、お前はもう近衛騎士団のものじゃない」 「・・・・・・」 抱きついたままマルクスを見上げるシャルロッテは、それまでの滑らかに動いていた口をつぐむ。 「・・・・・・怒ってる?」 「怒ってるかどうかのことじゃない」 マルクスはシャルロッテの体を押し返して言った。 「帝國の機神のことを、ゴーラ諸国に知られるわけにはゆかない」 見上げ見返していたシャルロッテは、またたきうつむく。 「・・・・・・ごめん」 それからゆっくりと、抱きついていた形から退く。肩を落とし、それでも赤毛の前髪を透かすようにマルクスを見返す。 「久しぶりで、うれしかったから、つい調子に乗っちゃった」 シャルロッテは言う。 「こないだも、あたしがいないときに城に来たでしょう」 「外には漏らせない話だったからな」 「それにあたしはもう、近衛騎士団じゃないし」 言って、シャルロッテはふたたびマルクスを上目使いに見上げる。 「みんなは、元気?それとも秘密?」 もう一歩シャルロッテは退いて、それから顔を上げて言う。 「元気ならいいんだよ。みんなのことを少し聞きたかっただけ」 それから言葉を探すように俯き、それから顔を上げて、マルクスの背後の槍の機神を見る。 「驚いた。あれが飛んでいるのを見て、本当に驚いた。あれが新しい機神だと思ったから。それに・・・・・・」 シャルロッテは背後の機神から、マルクスへまっすぐに目を移す。 「君があれから降りて来たことも」 語らぬマルクスにシャルロッテは口をつぐむ。昔のように喋り通しではない。大人になったのだろうか、ふとそんなことを思う。 今、マルクスが身に着けているのは、近衛騎士団の軍装ではないし、帝國軍の軍装でもない。参謀紐も吊るしていないから、マルクスがどう言った身分でここに来ているのか、シャルロッテには判らないだろう。 だがマルクスには、地位と任と役とがある。それを今、ここで示す要が無いだけだ。 「ねえ、ルキアニシアは元気?」 ふいにシャルロッテは顔を上げ、笑みを見せる。 「・・・・・・」 応える代わりにマルクスは左の手を上げて見せる。くるりと返して示す。そうすれば薬指にはめた、精霊銀の結婚指輪が見える。 「結婚・・・・・・指輪?」 「ルキアニスとじゃない」 マルクスは左の薬指に光る指輪を握るようにして手を降ろす。指輪は、あの鍵の指輪ではない。公爵伴侶にふさわしい、家伝のものだ。 シャルロッテの顔に浮かびかけた喜色は、海風に吹き消されるように消えてゆく。その瞳は、マルクスを睨むと言っていいほど強かった。 シャルロッテが来たならば、かならずその話になっただろう。今であるだけ好都合かもしれない。マルクスは静かに応じる。 「宗家に迎えられた。我が伴侶にして我が主は、ケイロニウス・レオニダス女公爵ノイナだ」 「・・・・・・どうして」 「宗家から求められて何を拒む。俺はレオニダス一族の分家筆頭に生まれた。宗家の求めに応じるのが、貴族としての俺の義務だ」 「・・・・・・」 シャルロッテは強く唇を噛み、そして瞳を伏せる。その口を塞ぐ言葉をマルクスは選んだ。 メルクラント一門が、今では一門の体すら失ったことは、シャルロッテにも聞こえているはずだ。シャルロッテこそがメルクラント一門の最後の力を持ち去った。 いや、メルクラント一門は、内戦ですでにその姿を失いかけていた。一門は真っ二つとなり、機神を得た一方はレイヒルフトに付き、領地を得た一方は教会に付いた。そして機神と郎党のみとなった一方にできたことは、レイヒルフトについて戦い続けることだけだった。 「・・・・・・」 その機神は、今、シャルロッテとともにある。シャルロッテが常に佩く二刀は、その機神の神具だ。かつてメルクラント一門の剣であった機神は、今はオスミナの剣となっている。帝國の鞘となったオスミナの、抜かれるべきその剣そのものと言っていい。 だが機神すら失ったメルクラント一門に残された道は、消え去ることだけだ。死に絶えるわけではない。 「・・・・・・じゃあ」 シャルロッテは伏せていた瞳を上げる。 「ルキアニシアはどうしているの」 「承知していない」 「・・・・・・」 シャルロッテの唇が強く結ばれる。海風に赤い髪がざわめくように揺れる。 「じゃあ、ルキアニシアは一人きりなの」 「知らん」 「・・・・・・ひどいよ、マルクス」 シャルロッテは顔を上げた。 「君だって、ルキアニシアのことは良く知ってるはずだよ。」 「その通りだ。お前よりもな」 「じゃあ、どうして・・・・・・」 言葉が通じないのは、わかっていた。 「オフィーリアとルキアニスと、お前はどちらを選ぶ」 シャルロッテは唇を噛む。けれどマルクスの瞳を受けても、その目は伏せなかった。 「両方だよ!あたしはどちらも捨てない!」 「ならばお前がやればいい」 「・・・・・・」 ぎり、とシャルロッテは奥歯を噛む。 「ルキアニシアは、本当に君のことが好きだったのに!」 「お前に関わりない」 シャルロッテは抗った。 「でもあたしはルキアニシアの友達なんだから」 「だから何だ」 「君を、許さない」 「それでどうする」 「・・・・・・」 シャルロッテは応えなかった。降ろしたままの手を、強く握りしめる。拳を震わせ、強くマルクスを睨みつけながら、けれどシャルロッテは動かなかった。 かつてのシャルロッテなら、それを振りかぶっただろうか。 もっとも、神具を手にした近衛騎士が、漫然と拳を受けるわけには行かない。シャルロッテはそれもまた、覚えているだろうか。近衛騎士は皇帝陛下を護持するものだ。その者が負けることは許されない。許されたとしても、ケイロニウス・レオニダス公爵家の名に泥を塗って生きて永らえることなどできようか。 「俺の名に免じて、その喧嘩、預からせてもらおうか」 シャルロッテの拳がぴくりと震える。マルクスは顔を上げる。シャルロッテの背後からの声だった。 その姿は、シャルロッテの駆けてきた跡をゆっくりと歩いてくる。 シャルロッテは動かない。マルクスを睨みつけていた瞳も、いつの間にか伏せられていた。男は構わずマルクスを見る。 「久しいな。アケローン河以来か」 口髭を蓄えた、まさに好男子というような黒髪の男だった。実は好男子というには、やや年を食っている。その面にもしっかりと己の地歩を築いた男ならではの自負があった。すでに惑う事知らずと言ったところだろうか。もちろんマルクスもその男を知っていた。 「お久しぶりです、カメロン船長」 カメロン船長は口髭をしごき、うなずき応じる。やや長い黒髪は、首の後ろで束ねてある。背も高く、またしなやかだが鍛えられた体つきをしている。 「河の時の、二人組の一人だろう」 「そんなことまで覚えておられたとは」 そう、アル・カディアに上陸したときのことだ。あの時、魔族領と人族との境を成す、アケローン河を下る船団の航行支援をしていたのがカメロン船長だった。そしてアル・カディアに上陸する前衛役を行ったのがマルクスとルキアニスで、二人の乗機を上陸地点まで運んだのが、カメロン船長の直卒する船だった。 あれが、マルクスとルキアニスが二人だけで任を行った最後だったかもしれない。 「俺は人の顔を忘れないほうだからな」 その彼は、もとは帝國人ですらなかったらしい。この大陸と獣人たちの大陸との間にある多島海の船乗りだったともいう。そして彼を知るものは難事を切り抜ける船乗りとして、彼を押す。 彼もまた、レイヒルフトという人の持つ数限りない人資の繋がりの一人だった。その彼を借り出してきたわけであるから、マルクスは帝國だけでなく、その人資を掌るレイヒルフトが納得するような結末を導かねばならない。 カメロン船長でなければならなかった。船乗りのことは船乗りにしかわからない。オスミナの快速船、さらにはそれを操る船乗りの力を見極めるには、船乗りがいる。 彼が使うに値しないと見極めたなら、また別の策を立てねばならない。 「帝國と、オスミナの両国をもってして、快速船をゴーラ湾に出す。しかも少なくとも秋一杯だろう」 カメロン船長は続ける。 「それら物糧を抱えて、ヴィーキア海軍から逃げ回っていたら、役には立つまい。ゴーラ海軍は、ヨーテルボリ海峡を先制封鎖するだけだ。それでは意味が無い」 マルクスは口をつぐむ。 もちろん、マルクスとて考えていない訳ではなかった。と、いうより、バルタス王国の中にいくつか手ごろな港を見繕っていた。そのどれかなり、いくつかなりに事前に物糧を集めておくという手も考えないではなかった。 だが、マルクスの考えていた以上に、ゴーラでのオスミナの立ち位置は無かった。あとは、港湾確保のために、どこからどのように部隊を出すかということになる。 だがそのためにたとえば一個連隊を出せるかと言われれば難しいだろう。一番、手間暇がかからないのが、ヴィルミヘ河を使って海兵部隊をフィンマルク湾めぐりで送り込むことに思えた。 オスミナ快速船の力をはかることは、余技のようなものだ。実際のところ、カメロン船長をここに求めたのは、その評価と相談のためでもあった。 「・・・・・・」 できることならば、シャルロッテのいないところで。 「そこでだ」 カメロン船長は言う。もはやおおよそのところは判っているという風に。 「まさか機神が二柱もあるとは思わなかったぞ」 「・・・・・・二柱?」 「そうだ」 カメロン船長はうなずく。 「オスミナの一柱と、そしてあの空飛ぶもう一柱だ」 少し驚き、マルクスは振り返る。 「・・・・・・」 そこには機神の中でも異形といっていい、槍の機神がかしずいて待つ。カメロン船長は背後より言う。 「二柱の機神があって、できないことはどれだけあると思う?」 マルクスは再び振り向く。 カメロン船長は人の悪い笑みを浮かべ、口髭をしごく。 シャルロッテは、マルクスを見返し、けれど、答えるものを持たぬ風に目を逸らす。二柱の機神。たしかにそれだけのものを送り込めるのなら、多くのことが変わる。それはもちろん、判っていた。 「伺いましょう、カメロン船長。シャルロッテ、お前もオスミナの岸として話を聞いてほしい」 というわけで、機神が2柱もあれば、できないことを探す方が難しい。 二柱もあれば、どこか海賊諸侯みたいなのの居城を直接攻撃して、撃滅すらできるわけで、そうしなよ、っていうのがカメロン船長の言い分だったりする。 ノルマンディのカーンみたいなところかもしれない。 マル子とシャルロッテが戦えば、どっちが強いかはわからない。マル子は在来の精鋭901の騎士からすれば話にならんくらい弱いはず。 第二中隊はいろいろあるから何とも言えない。 マル子の方は死なすつもりで何かをするんだと思う。
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登録日:2017/03/11 Sat 9 15 00 更新日:2024/02/27 Tue 15 49 25NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 SRW ぴっちりスーツ グルンガスト シャルロッテ・ヘイスティング スパロボ スパロボV スーパーロボット大戦V バンプレストオリジナル ロッティ 照井春佳 女は度胸! ついでに愛嬌! 『スーパーロボット大戦V』の登場人物。 CV 照井春佳 BGM TIME TO COME(Ver.OG) キャラクターデザイン:糸井美帆 ニコラ・ヴィルヘルム研究所アメリカ支部所属のテストパイロットで、愛称は「ロッティ」。 グルンガストのテストパイロットを務めていたが、そのまま正規パイロットに任命され、ヤマトに配属され、イスカンダルへの往復33万6千光年の旅路に臨むことになる。 同時期にヤマトに配属されたヒュッケバインのパイロット、ヴェルターブ・テックスト(ヴェルト)に次第に好意を寄せていくものの、 ヴェルトには全く気付かれていないようで「ゴールはイスカンダルより遠い」とロッティも言う程。 (ちなみに、そんなヴェルトの鈍さはあの相良宗介にすら「お前はひどい男だ」と言われるレベル。 とはいえ、ヴェルトの方はトビアの格好つけた台詞を「機会があれば僕も使わせてもらう」とコメントしてたり、まんざらでもない描写もある) また、主人公達にとって二人は(ソウジ、チトセどちらの場合でも)「特別編成チーム」としての後輩となる。 (ソウジは勿論、実戦経験のないチトセも一応なりとも軍属なので、民間上がりの二人より立場は上という扱いである) 脳天気な性格かつ学識もあまりないようで、アムロ・レイを(彼女らの世界では100年近く前の人間とはいえ)知らなかったり、 ヴェルトの蘊蓄話も大して理解できていなかったりする(でも先述の理由からしっかり聞いている)。 趣味はオシャレとメイクの研究であり、エーストークではナインをメイクしようとしたり、 「由緒正しき主人公スタイル」(中断メッセージでの発言。実際、二人の服装はFの主人公と同じ)を着こなしている。 F主人公ズで例えるなら彼女が「(グレース+パット)÷2」で、ヴェルトが「(ウィン+ヘクトール)÷2」と言えるかもしれない。 初回特典のDLCキャラということもあり、オマケ同然の存在かと思いきや、思ったよりも二人とも序盤から会話に絡んでくれるし、 戦力としてもグルンガスト、ヒュッケバイン共に序盤では優秀なので (この2機がいないとヴァングレイとガンダム2機だけになってしまう。また、ロッティは強運と幸運を併せ持ちボスキラーとしても有用だし、終盤は戦える脱力要員としても使える) 是非早めに購入し、活躍させてあげよう(DL版は3月22日までの購入なら初回特典が付与されていた)。 なお、DLCを使えばあくまで「序盤から加入する」のであり、DLCを使わなかった場合は40話で新正暦世界に戻って来た際の補充要員として仲間に入るためどっちにしろ使用は可能である。 ただし、残り話数的にも40話以降だと使用機会が少ないのがネックか… ちなみに3話以降のセーブデータでDLCを使った場合は一周目は40話以降の登場となるが二周目以降は何周しても序盤から仲間になってくれるのでご安心を。 初期の保有スキルはガードや援護防御など防御寄りのラインナップが揃う。 強運も保有しており、グルンガストの火力でボスを倒して資金を稼ぐなど、序盤では資金稼ぎ役としての役目が多いかもしれない。 ただし底力はないので無理は禁物。 また、ヒュッケバインへの乗り換えも可能なので、幸運マイクロミサイルでの稼ぎも検討の余地あり。 グルンガストでファイナルビームを使用すると通常の技名以外にも「聞いて!私の胸の内!」とわけのわからないことを言い出したり、SFC第4次時代の技名だった「グルンガストビーム」を叫んでくれる。(*1) なお、あれだけのモノを持ちながら微動だにしないチトセと違い、ロッティはちゃんと揺れる。といってもさり気ないレベルであるが。 ちなみに、『X-Ω』のヒロイン、シャッテ・ジュードヴェステンと名前が似ているせいか寺田Pや杉田氏も混同したりする。 聞いて、私の追記・修正! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] スパロボVのキャラでも特に好きなキャラなんだけど妙に内容薄くね・・・?もう少し追記して濃くしたいけど何か書くネタあるかな・・・・ -- 名無しさん (2017-03-11 18 56 05) 納豆とか、固有台詞とか? -- 名無しさん (2017-03-11 19 08 31) シャッテと名前被ってて制作側からも混同されてるとか -- 名無しさん (2017-03-11 19 44 29) (記事製作者)思ったより書けるネタが思いつかなかったので構わず追記してください。お願いします。 -- 名無しさん (2017-03-11 20 20 30) キャラよりも中の人が巨乳なんだっけ? -- 名無しさん (2017-03-11 20 43 11) なおヴェルトは地球にもヒロイン候補がいる模様 -- 名無しさん (2017-03-11 21 25 29) ↑誰だ? -- 名無しさん (2017-03-12 22 25 41) ↑x-Ωに出てたヒュッケのパイロット -- 名無しさん (2017-03-13 10 59 23) 乳揺れはする もはやスパロボの伝統だな -- 名無しさん (2017-03-24 10 00 21) 中の人も「勇者」を演じているというロボットアニメの勇者シリーズの出ているスパロボで共演しているとは -- f (2018-05-22 02 25 52) ↑そういえば…グルンガストとマイトガインで、勇者部の声と本家勇者シリーズの共演に… -- 名無しさん (2018-05-22 19 59 41) 黄金剣士ドラン「願わくばXにも続投してほしかった」タクヤ「もしもし惑星ロボラルドのマリアさん、」ドラン「」 -- f (2018-06-12 01 27 22) 名前 コメント
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マリーシャルロッテ(マリー・シャルロッテ) バイエルン国王の系譜に登場する人物。 関連: アルブレヒトフォンバイエルン (アルブレヒト・フォン・バイエルン、父) マリアフランツィスカドラスコヴィチ (マリア・フランツィスカ・ドラスコヴィチ、母) パウル(4) (夫)